映画『グランツーリスモ』アーチー・マデクウィらキャストが作品を語る—オーランド・ブルーム“希望、決意、情熱が描かれている”

オーランド・ブルームさん演じるダニー・ムーアの胸にはPlayStation®︎のロゴも

映画『Gran Turismo: Based on a True Story』（邦題『グランツーリスモ』）のキャストが本作を語る特別映像が公開された。

今回公開された特別映像は、映画『グランツーリスモ』の主人公で実在するレーシングドライバー Jann Mardenborough（ヤン・マーデンボロー）を演じた俳優 Archie Madekwe（アーチー・マデクウィ）、日産のレーシングドライバー発掘育成プロジェクト GTアカデミーの発案者で日産 マーケティング担当のDanny Moore（ダニー・ムーア）を演じた俳優 Orlando Bloom（オーランド・ブルーム）、GTアカデミー訓練生の育成指導に抜擢された元レーシングドライバーのJack Salter（ジャック・ソルター）を演じた俳優 David Harbour（デヴィッド・ハーバー）が本作について語る。

オーランド・ブルームは、本作について「映画『グランツーリスモ』では希望、決意、情熱が描かれている」と説明、「舞台となるのはカーレースやゲームという壮大な世界だけど、それがヤン･マーデンボローという男の奇跡の実話という形で凝縮されており、この組み合わせこそが素晴らしいと思います。物語の背景には「グランツーリスモ」というゲームがあり、すべてが目まぐるしいスピードで動く、壮大でエキサイティングな世界が描かれていますが、その一方で、ニール監督はヤンの少しの変化も逃さず描くことで物語に現実味を持たせています。だから人々はこの作品を楽しめるのだと思いますし、最終的には何度でも劇場に足を運びたくなるのだと思います」と、ヤン・マーデンボローがレーシングドライバーになる夢を抱いていた頃から実際に夢を叶えてレーシングドライバーになる実話をもとにした物語だからこそすべての人が共感し、感動できると語った。

さらにアーチー・マデクウィは、「ヤンは現状を打破して何かを達成したいと思っている」と、労働者階級の小さな街で代り映えのしない毎日を送り、レーシングドライバーになりたいという強い夢と情熱を持ち続けたヤン・マーデンボローの心境を説明。デヴィッド・ハーバーは、「ジャックは整備士をしている。才能を生かせないままね」と、本来ヤン・マーデンボローたちのようなゲーマーがレースの世界にいるべきではないと考えると同時に自分自身に対してもこんな場所にいるべきではないと思っているが、GTアカデミーでひたむきに夢を追う訓練生たちの指導をする中で、行き場を無くしていた自身の才能を生かせる場所を新たに見出していく。デヴィッド・ハーバーが本作を「負け犬が不可能に挑戦する物語」と語るように、負け犬呼ばわりされるダニー・ムーア、ジャック・ソルター、ヤン・マーデンボローは、不可能に挑み、不可能を可能にすることができるのか——。

世界一過酷な夢に挑む実話を基にした感動作——映画『Gran Turismo: Based on a True Story』（邦題『グランツーリスモ』）は、2023年9月15日（金曜日）より全国で公開される。

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